YOZE自社ブランド米、今年も収穫が終わりました!
2022.10.14
以前の記事でも紹介した、桜ドローンスクール(YOZEのドローンライセンス事業が運営)による、ドローンを使った自社ブランド米づくり。
その収穫が9月に行われました。
そもそも桜ドローンスクールでは、ドローンを農業に取り入れることを推進するため、ドローンライセンス取得のための講習や、農業用ドローン等の販売、購入頂いたドローンのメンテナンスなどを主な事業としています。
農業にドローンを用いることの最大のメリットは、作業の効率化です。
種まきや農薬散布をドローンで行うことで、時間の短縮や肉体的負担の軽減につながります。
それを自ら実践し、ドローンの有用性を広く知ってもらいたいという想いから、ドローンを用いた自社ブランド米の栽培を始めました。
これまでにも、ドローンを農薬散布に使用して栽培するケースはありましたが、桜ドローンスクールでは、ドローンによる種の直まきに挑戦しました。しかも栽培する品種は、ブランド米であるコシヒカリ。
本来であれば、種を発芽させ、苗を育て、それから田植えをするという工程がありますが、田んぼに直接種をまくことで、そのすべての工程を飛ばすことができます。しかし、コシヒカリは背丈が高くなり、倒伏してしまう恐れがあるため、一筋縄ではいきません。
その難しい挑戦を一昨年、成功させたのです!ドローンを種まきに用いてのブランド米の栽培成功は、国内初の例となりました。
そして、一昨年、昨年に続き、今年も成功し、無事に収穫することができました。
3年目の今年は、圃場面積約1.6反(約1587㎡)で栽培を始め、収穫量は約550kgでした。
これは、最大収穫量の約6割で、目標値には若干足りず、という結果でした。
今回の結果を踏まえて、目標値に達するためには何が足りなかったのかを分析し、次回に活かすとともに、地理的な違いなどの要素に捉われずに目標を超えられるよう試行錯誤していきたいと思います。
そして、今後はお米などの穀物だけでなく、果樹などの作物にも挑戦し、農業の発展に貢献しながら、農業分野におけるドローンの更なる普及を目指していきます。
昨年のではありますが、種まきから稲刈りまでの動画をYouTubeにアップしています。ぜひ見てみてください!